イクジな日々、おシゴトな時間。

「会社での仕事」そして「育児」という2つのおシゴトに追われながらも、「子の成長」そして「私自身の成長(いわゆる「育自」^^)」を楽しんでいきたいと考えている、Working Motherが綴るblogです。
2017年04月 ≪  12345678910111213141516171819202122232425262728293031 ≫ 2017年06月

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【 --/--/-- (--) 】 スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

「経済的合理性を子どもから」という話

私がしばしばチェックしているサイトのひとつにNBonline(日経ビジネスオンライン)というサイトがあります。
ここに乗っていた記事で、「道徳よりも、損得を教えなさい『子どもをナメるな』」という記事がありました。
テーマは「教育」。私が最近考えていることとシンクロする部分がありましたので、ここで紹介させていただきたいと思います。

(以下、記事からの抜粋)
--------------
OECDの調査によると、日本の中学生の学力がどんどん下がっている。2003年と2006年を比べると、科学的応用力が57カ国中2位から6位、数学的応用力は6位から10位、読解力は14位から15位と、全分野で順位が落ちている。

 こうした状況を受け、「ゆとり教育」の見直しが進められているが、その成果がはっきりするのはまだ先の話だ。本書は、このような傾きかけた日本の教育に対する提案の書である。

〈現在の教育システムにおける最大の問題は、なぜ勉強しなければならないか大人も子どももわかっていない点にある〉

 確かにそうだ。子どもに「なぜ勉強するのか」と聞かれて、即座に答えられる親は多くはないだろう。では、いったい何のために勉強すべきなのか。「賢い消費者」になるためだ、というのが著者の答えである。


現在の義務教育は、基本的に「生産者」を養成するためのものだ。医者やエンジニアになるために必要だから科学的な知識を学ぶ。会社で書類を読むために読解力をつける。日本という国が伸び盛りの時代にはそれもよかったが、これからは見直しが必要となる。

 すべての子どもが生産者になるとは限らないし、なったとしてもその期間は限られている。しかし、人間、生きている以上は間違いなく消費者ではあり続けるからだ。
--------------
(以上、記事からの抜粋)

・・・そうなんですよね。
私も、日本の学生の学力が国ごとの比較調査で順位が下がってきている、というニュースに憂えておりました。

その答えが「賢い消費者になるために勉強する、という意識を持つこと」だそうで。
これは、新しいものの見方といえば新しい見方といえるし、そりゃそうでしょうといえばそりゃそうでしょうともいえると思う。
私自身は、「得意なことを身につけて、世の中に価値を提供できる人間になること」が教育の目的かと思っていたのです。だから、そういう意味では、生産者の養成が主目的だとは思っていたわけですが、世の中にだまされないために勉強しておくことが必要、というのも、裏の意識としてはあったので、その部分を表層化させたというのは発見と言えば発見だと思いました。

(以下、記事からの抜粋)
--------------
たとえば、算数の知識はショッピングには欠かせない。ティッシュ5箱で228円と278円だと228円の方が安く見えるが、150枚入りか200枚入りかを計算にいれないと失敗する。社会の知識がなければ、生産者と発売元の違いもわからないし、マイナスイオンや変な水をありがたがるのも、ちゃんと理科の授業を聞いてなかったからだろう。

〈賢い消費者は表層的は情報に惑わされることなく、モノやサービスの品質を見極める能力を持ち、次々と新しいニーズを生み出す。これは市場の質を高め、市場を活性化させる。まさに賢い消費者は社会にとっての大きな財産となるのである〉

 基礎的な学習がおろそかだと、メディアリテラシーも貧弱になる。「あるある大事典」を見て、健康のために高野豆腐を買いに走ったりするハメになるのだ。他人事ではない。評者も走った。

リスクを見抜く目、市場に対応できる力を
 もちろん生産者になるための教育も必要だ。でもそれは義務教育以降の専門教育で教えるればいいという。なるほど、合理的だ。
--------------
(以上、記事からの抜粋)

算数や理科、社会の知識が必要、というのはそのとおりだと思っていて、今、私はこのblogで、小学校で教える科目別に自分の子どもに提供している教育環境のふりかえりをする記事を執筆中なのですけれども、それはやっぱり今の社会を生き抜くためには学校で教わるような基本的な知識が必要となるという認識があるからこそ、そういう視点で自分の身辺を確認しているわけです。

逆に、誰かがビジネスを成立させようとすれば、消費者に正しい知識を与えないこと、売り手にとって都合のいい知識で消費者を教育すること、が結構簡単だったりする。

メディアリテラシーも貧弱、という話、これも今私が気になってるテーマのひとつ。
周囲のみなさん(主に職場の同僚のことなんですけど)を見てて、本当に大丈夫か?と思うのが、あまりにマスメディア、私がここで言ってるのはずばりテレビのことなんですけど、のことを喧伝しまくってること。「あるある大事典」、うちでもかつて、ランチタイムの話題にかなりなってました。
テレビにやってたことを安直に話題にとりあげる、他の人も当然見てるだろう前提で会話をする(実際、話をふられた相手方も同じ番組を見てたり、見てなくてもだいたいついていけたりするわけですが)、そしてテレビで言っていたことをそのまま真に受けて言われたとおりに行動してみる・・・いや、かまわないのよ。個々の人を非難しているつもりはない。私も同じようなことをやってることはあるわけですし。・・・ただ、受動的に得た情報をそのまま加工せずに喧伝する態度、その思考停止ぶり、そして一日のうちテレビの話題をする時間の多さ(その裏にテレビから情報を得るそれ自体の時間の多さ)、そしてこのようなタイプの人がほとんど普通とされている、つまり、そういう時間の使い方をしている人の多さに、に私は不安を覚えるのです。

さて、ちょっと脱線した話を元に戻しまして。

(以下、記事からの抜粋)
--------------
経済学者である著者は、この「賢い消費者」になる学習の根幹に、「経済学」を据える。

〈子どもに経済学を教えるのは、金儲けの仕方を教えたり、経済用語を覚えさせたりすることが目的なのではない。(中略)経済学は、子どもが社会現象に興味を持ち、それを自分なりに分析する力を身につけるのを助けてくれる。まさに世の中の「見方」と「考え方」についての基礎教育に他ならないのである〉

 つまり、「100%安全なものはあり得ない(何をするにもリスクがともなう)」ことや、「サンクコストの問題(待ち合わせで30分待たされたとき、もうあきらめようかと思っても、その30分をムダにしたくなくて切り上げられないのが人情だが、そういった過去のコストに惑わされるな、という話)」を教え、さらには市場の仕組み、統計の重要性なども叩き込む、というわけだ。
--------------
(以上、記事からの抜粋)

私も経済学はかじっていますが、確かに最近経済の知識があってよかったな、と思うことが多い。
投資のことに興味を持ち始めると、情報収集する際に、しばしば経済の話がでてくるんですよね。
一度、基本的なことを体系的に勉強しておくと、その後、何かの判断が必要な事象にぶつかったときに、自分の頭で考えることができる。

この記事ではその後、人生における諸問題を経済的合理性の観点から説明をしようとする新書の筆者のことを、評者がツッこむという展開になるのですが・・・。
いえ、私の知ってる人で、こういう人いましたよ。人生における諸問題を経済的合理性の観点から説明をしようとする人。私は、そういう見方もあるんだ、おもしろいなー、とただただ思っただけでしたが。
経済的合理性をすべての生活の場面で適用するのが本当に生きやすいかどうかはともかくとして、経済的合理性ということについて一度きちんと理解しておくことは確かにおすすめだと思う私でした。

***
あと、同じNBonlineの記事で、「「食品添加物はすべて悪」という報道姿勢こそ危ないのです
「あやしい健康情報とニセ科学」で考えるメディア」
という記事もありましたが、こちらも同様におもしろかった。ここで取り上げられていた本は、そのうち読んでみたいです。
【 2008/02/01 (金) 】 教育について話そう | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

カレンダー(月別)
04 ≪│2017/05│≫ 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
FC2カウンター
プロフィール

さちまねき

Author:さちまねき
地味系ワーキングマザーが、ハハとしての想いや、お仕事との両立のこと、子供の成長レポート等、身のまわりの話を背伸びせず書き綴っています。

家族構成
★私(42歳♀)
  :事務職のフルタイムワーカー。2005年に男児、2010年に女児を出産。
★ダンナorパパ(4?歳♂)
  :外のお仕事も家のお仕事も頑張ってくれています。
★息子(8歳♂)
  :2005年生。食アレっ子ですが、食べられるものは増えてきました。
★娘(3歳♀)
  :2010年生。いつのまにか成長している我が家のお姫様。

良い記事がありましたら、"拍手"ボタンをクリックください。
励みになります。

---------------------------
twitterやってます。

日常生活からのつぶやきは
@sachimanekiで。
twilog(sachimaneki)

ニュース等に対するつぶやきは
@scmnk_clipで。
twilog(scmnk_clip)

最近は気軽さから、twitterが投稿の中心になっているような。
---------------------------
別blogで気まぐれに料理メモを残しています。
手料理/一期一会2





検索フォーム
ブクログ


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。