イクジな日々、おシゴトな時間。

「会社での仕事」そして「育児」という2つのおシゴトに追われながらも、「子の成長」そして「私自身の成長(いわゆる「育自」^^)」を楽しんでいきたいと考えている、Working Motherが綴るblogです。
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「子どもの声は騒音か?」

先日(7月30日)の日経新聞の夕刊の生活面の記事に怒りを覚えたのは、私だけだろうか。
「子どもの声は騒音か?」とした記事である。
子どもというのは、騒ぎながら、健全に成長するものではないのか?
映画館で騒ぐのがうるさい、落ち着いた雰囲気のレストランで騒ぐのが場違いだ、というような場を区切ったうえで、子どもの騒ぐ声を騒音とするなら、そのとおりだと思う。
しかし、子どもが普通に生活している場でそれを騒音というのは、了見が狭いと言わないか?

もっと恐ろしいのは、この記事が、日経新聞のこのページに掲載されたことだ。このページは、ワークライフバランスのことや、子どもと育つ等の記事が載っている、中立的な立場の生活欄だと認識している。その欄に子どもが騒音だと感じる人もいるのだということを知っておかなければならない、と呼びかけているのだ。
これには参った。
これは、子どもと子どもを育てる環境を、マイノリティと捉えているゆえの提言だと思う。

誰かが子どもをうるさいと感じるのは自由だ。事実、うるさい。私だってそう思う。

しかし、拡声器を使って騒いでいるとかならともかく、普通の住宅街で、地声で、子どもたちが遊んでいる声を、とやかくしたいと思うものだろうか?

この記事の締めは、「ある児童館が立て直しに際し、外に音が漏れないように緊急時以外は窓を閉め切ることで、運営する自治体と住民の意見が一致。子どもが冷房が聞いた部屋でドッジボールを楽しみ、苦情も全くない」というもの。そして、「子どもの声は『天使の声だ』と押し通すのではなく、周囲の住民に配慮することが結果的に子どもの遊ぶ環境を守ることになる」という識者のコメントで終わっている。

子どもを隔離して問題を解決しているということだ。

これに対して、子どもをうるさいと思う人たちの方を隔離した方がいいんじゃないか、と思うのは、私だけだろうか?
子ども立ち入り禁止の大人の静かなコミュニティ・生活空間。どう?『一日中家にいたり、健康を害したりすると子どもの声を息苦しく感じることもある』『子どもをかわいいと思えない』という人には魅力的でしょ?・・・私は、そんな人ばかりが集まってるコミュニティはイヤだけどね。
そんなに子どもの声がイヤな人たちが相当数いるのであれば、そういう方向性だって考える選択肢としてはありうると思う。

でも、『子どもをうるさいと思う人たちを隔離する』んじゃなくて、『子どもを隔離』するということは、要は、子どもと子どもを育てる環境は、マイノリティなのでしょう。力が弱いのでしょう。
そして、子どもと子どもを育てる環境が、社会的にマイノリティという気づきに、薄ら寒い気持ちになる私であった。

ちなみに、このように子どもの声が騒音扱いされる前提には、子どもの行動範囲が限られていることがあると思う。
私はマンション育ちだけど、マンション全体が遊び場だったし、特にそれで肩身の狭い思いをした経験はない。
しかし、今は、マンション内のあちこちで子どもが遊んでいると、住民の苦情がくるんじゃないか?
だから、子どもは限られた場所でしか、遊べないんじゃないか?例えば、先に出た児童館とか。
それで、限られた遊び場に子どもが集って騒ぐから、それゆえ、騒音と思われることが増えたのだと思う。
だから、前提として、そもそも子どもが育つ環境が隔離されているのだ。だから騒音扱いされかねないのだ。次なる対策は防音設備なのだ。

防音設備のついた限られたスペースでしか遊んでない子どもたちから、将来、日本という国のリーダーシップをとれる子がでてくるのか?
私たちの世代だって、次の世代だって、上の世代からは相当な言われようだが、今の子どもたちはもっと退屈な環境で育っている。
日本は成熟しきってる。そして、次の世代のことを考えられなくなっている。大人が子どもの健全に育つ自然な環境を次から次へと取り上げているのだもの。それは国の衰退を意味すると思う。まったくそういう視点を持っていないであろう、悪気のない高齢者たちが、若い世代から奪えるものを奪っているのだと感じる。
政治やマスメディアの力をとおして、この状況を打破すべきだとは思うが、たぶん無駄だという気がする。マスメディアは、日経新聞の生活面が、『子どもが騒音だと感じる人もいるのだということを知っておかなければならない』というコメントを取り上げるくらいだもん。政治参加だって、したくないわけじゃないけど、普段の生活が忙しすぎて、どういう政策が好ましいのかどうアクションするとうまくいくのか等と言う作戦をじっくり考える暇がない。さらに、世代の中でも価値観が多様化していると思われるので、単純に、多数派意見を形成しにくいしね。(そもそも未婚・未子の人も多い)
だから、この国の将来性のなさを嘆くくらいしか、手がない。
あ、そうそう、こうやってblogで社会に怒りを伝えてみる、っていう手はありますけどね^^;。

今回は、怒りを感じて書き綴ってみました。
(子どもの声をうるさいと感じる環境で生活している人には不快な表現も含まれていたかもしれませんが、特定の人を攻撃する意図は全くありませんので、その点だけ明記しておきたいと思います。)
【 2008/08/01 (金) 】 ハハもお勉強 | TB(0) | CM(6)
私も、この記事を読んだとき、かなりショックでした。
が、実は、半年前にこちらに引っ越してきて、マンションで子供のいない家庭が、マンション内にある遊び場にむかって「うるさい」と怒鳴り、ことあるごとに、苦情を管理会社に訴えていたのです。そして、遊び場は閉鎖されました(近所の公園に行くようにとのことです)。当初は小学生以上は遊んではダメというきまりでしたが、結局兄弟がまたがっていたりもするので。。
こういうことがまかりとおっていていいのだろうか?と思っていましたが、今回この記事を読んで、「しょうがないのか」と思うようになりました。例の水遊び場の訴訟もそうでしたよね。
「しょうがない」といい、少子化もしょうがないですませ、なにごとも右から左にやりすごすしかないのでしょうか?
たしかに病気などで、子供の声が騒音に聞こえる人にはつらいのかもしれませんが、こうなったら「子供がそだてたければ、田舎の広い土地に、一戸建てをたてて、騒がせろ」といっているようで。。。あ、ちなみに、確かにいまの地域はマンションも多いですが、2世帯一戸建ての世帯も多く、3人兄弟も、以前の地域よりいっぱいいるので、確かにそういう論理なのかもしれませんね。悲しいですが。
【 2008/08/04 (月) 】 編集
ひどい話ですよね。
こういう論理がまかりとおるのが不思議でしようがありません。
ある特定の状況下(例えば、閑静な住宅街に突然子どもが騒げる施設を作るとか)で子どもの声が迷惑と言うのは、わからなくもないですけど、一般論として子どもの声を騒音とみなされつつあるとすると・・・。
コメントいただいた「水遊び場の訴訟」をキーワードにして、「西東京いこいの森公園」の噴水騒音差し止めの仮処分の話を検索したのですが、訴えた女性もちょっと変わった人ではあったようだけれど、作られた公園の構造に問題があったみたいですね。噴水が(もっと適切な場所があったにもかかわらず)民家の傍に作られたということのようです。それで事前の充分な調査を怠った市の対応が問題だったんじゃないかというところが論点みたい。
だとすると、この日経の記事は、子どもやその母親をターゲットとしてかかれたものというよりも、子どもを集める施設を設置、運営する人々に向けて書いたものなのかもしれませんね。(そうであれば冷静に読めます)
でも、ちゃいさんのコメントのマンションの例はないな~、と思います。だって、最初っから遊び場って存在してたんですよね。子ども達は普通の時間帯に普通に遊んでたんですよね。「うるさい」と怒鳴ってた人はそういうリスクを承知で住んでたんじゃないの?と思っちゃうんですけど。
母親はこんなところまで配慮して育児しなくちゃいけないのかしら。つくづく育児しにくい世の中だと感じます。
【 2008/08/06 (水) 】 編集
さちまねきさんの「子どもやその母親をターゲットとしてかかれたものというよりも、子どもを集める施設を設置、運営する人々に向けて書いたものなのかもしれませんね」という文章に、なるほどなあと納得しました。確かに施設はそこまで気合をいれて作らなければいけない時代になったのかもしれませんね。
ただ、それにしても、本当に育児のしにくい世の中になっていると思います。うちのマンションの問題は、どうやらやはりマンションが作られたときから遊び場が既にあったので、管理会社が苦情があるなら出て行って欲しいと、その世帯に注意したようで(この結論がでるまでかなり時間がかかったのですが)、解決されました。
上記の訴訟の噴水はまだ止まったままみたいですし、子供が楽しめないまま、時代がすぎていくようで、本当に悲しいですね。
【 2008/08/06 (水) 】 編集
うるさい!
みなさん、こんばんわ。
さちまねきさんの記事を拝見して、25年以上まえのことを思い出しました。まだ夫の母親と同居していた頃、60歳すこしすぎた彼女は、いつも家の前の砂利道であそぶ子どもの声や手押し車(自動車型)のごろごろという音を「うるさい!」といっていました。自分の孫がいるのに、他人の子どもには容赦なくウルサイというのです。その社会性のなさにぎょっとしたのを思い出します。社会性のなさとは、自分だけのことでなく周りを配慮すると言うことですが。

>子どもをうるさいと思う人たちの方を隔離した方がいいんじゃないか、と思うのは、私だけだろうか?

いいえ、私もそう思います!

ただ、確実なのは、ウルサイと思う人、子育てをしなくてもよい人の方がマジョリティになりつつあるのは事実だと言うことです。どんな場合も、民主主義社会は基本、多数決。理不尽なことも多数であれば通るという不条理を民主主義制度は内包していますね。

かつて、つまり1960年代、よく使い、良く聞いた言葉に「お互い様」というのがあります。時間の少し長いスパンで人生を考え、世代間で互いに許容し合おうという感覚です。要するに「子ども怒るな来た道だ、年寄り笑うな行く道だ(少しあやふやですが(^^;))」ということです。自分もこどものころは、うるさいこともあった。子どもというものはそういうものだなぁと思う感性が、今の大人、高齢者からはあまり感じられません。高齢者、大人としての権利主張ばかり。高齢者、大人として、子どもを見守り、人の子も我が子とおもい慈しもうという余裕がないようです。

大多数の人が、結婚し子どもを産み育てるパターンに包摂された時代は終わり、結婚しない人、子どもを持たない人が増えています。子どもを育てることを、‘わがこと’と思うには、想像力と知性がないと、たぶん不可能なのでしょう。

>この記事の締めは、・・・

この識者は、たぶん社会全体の想像力と知性の水準を向上させるというスタンスはすてているのでしょうね。そして、子育てしたことがある人であれば、「記憶力」も。

【 2008/08/07 (木) 】 編集
結局、管理会社が注意した、という結論だったのですね。ちょっとほっとしました。
私も本当に悲しいです。
ちゃいさんに前回のコメントいただいた後、本屋で「2階で子どもを走らせるなっ!」という新書を発見しました。噴水の話も載ってます。まだ、ちゃんと読んでいませんが、読んでみて興味深い発見があれば、また記事にしようと思います。
【 2008/08/08 (金) 】 編集
hattoriさんへ
コメントありがとうございます。
25年前からそういう人はいたのですね。でも、きっとそういう人は、少数派と言うか「変わった人」という感じだったのかもしれませんね。
今やそういう人が「無視できない人」になってしまったかのようですが・・・。

民主主義が内包する不条理という視点はなるほどという感じで、興味深かったです。

「お互い様」という言葉、今また一部で注目を集めてるな~、という気がします。異世代間だけでなく、同世代間でも、「お互い様」が難しい世の中になっているみたいですね(←雑誌の受け売りですが^^;)。

育児をするのが特別なことになる日は近いかもしれませんね。
しかし、本当にそれでいいんでしょうか。。。
日本の将来を考えると暗雲たる気持ちになります。
【 2008/08/08 (金) 】 編集
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★息子(8歳♂)
  :2005年生。食アレっ子ですが、食べられるものは増えてきました。
★娘(3歳♀)
  :2010年生。いつのまにか成長している我が家のお姫様。

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