イクジな日々、おシゴトな時間。

「会社での仕事」そして「育児」という2つのおシゴトに追われながらも、「子の成長」そして「私自身の成長(いわゆる「育自」^^)」を楽しんでいきたいと考えている、Working Motherが綴るblogです。
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幼稚園でも、保育園でも。 その1

以前、「幼稚園っ子は格上?」というちょっと感情的な記事を書いたのですが、予想以上の数のコメントをいただきまして。
その後、ちょっと真面目に自分でも「幼稚園」「保育園」について調べとこっかな、と思いました。

そう思ったとき、図書館でたまたま見つけた「チャイルドヘルス(2009年3月号)」という雑誌の、特集が「保育園・幼稚園ってどんなところ?」。
思わず読んじゃいました。

それでわかったのは、幼稚園・保育園は省庁の管轄が違う、ということもあるのですが(幼稚園=文部科学省、保育園=厚生労働省)、そもそもなりたちが全然違う、ということ。

幼稚園も保育園もその成立時期は同じらしいのですが(いつだったか忘れた。明治時代のどこかだったかな?成立時期、といってもあくまで「記録に残っている範囲で」の成立時期です。)。
幼稚園は、裕福な家庭が集まって、自らの家の子を教育する目的で、作られた施設。
保育園は、子供がいるために働き先が見つからない貧しいお母さんを助けるために、子供を預かる目的で、作られた施設。
なんですよ。
そう考えると、保育園って言うのは、慈善事業の要素が強いですよね。

・・・てことはですね。
もともとは、子供は親が育てる(よそに預けない)のが普通だった時代で、それが経済環境的に難しかった層が子供を預けるのが保育園、経済的に恵まれていた層が普通の子よりもひとつ上の教育を受けさせるために通ったのが幼稚園、てこと。
だから、両者はもともとは全然違うものなんです。
以前、私が書いた「幼稚園っ子は格上?」というテーマですが、そうなんです、この時代であれば、明らかに「幼稚園っ子は格上」だったのです。

ただ、ここで気づいたことがあります。それは、子供は親が育てる(よそに預けない)のが普通だった、ということの状況の前提として、子供は家族みんなで育ててた、ということ。
ここが、今と違うところなんですよね。
今は、核家族が普通じゃないですか。そして、父親はサラリーマンで平日昼間は不在にしている例が多いでしょうから、「母親がひとりで子供の面倒を見る」という状況が普通になっている。

いろいろな情報の中で考えてみるに、やっぱり、子どもって言うのは、いろんな大人たちの見守る状況の中で育っていくべきもの、なんですよね。「母親がひとりで子供の面倒を見る」のにも限界があるわけです。

昔は、家族の数が多かったから、家族で育てても十分な大人の目があった。そして、インターネットどころか、TVもない時代であれば、ご近所との会話が貴重な情報源だっただろうから、親同士の近所づきあいが十分にあった。したがって、子供も、近所の子供同士でつながりができた。
それが、核家族化によって、また、商業主義、資本経済の発達によって、また、TVやインターネットの普及によって、ご近所との付き合いがなくても、生活に特段の不自由がなくなった。むしろ、価値観が多様になってきて、近所に住んでいるというだけでのつながりで、人と交流するのが、わずらわしくさえなった。そんな中で、母親が育児をしようとしても、孤立感が深まる一方、というのは、理解できる流れだと思う。

そんな母親の育児をフォローしなければならない、という意識が出てきたのが、ようやく最近のことなんだろうと思うのです。
そんな母親をフォローして、「みんなでこそだて」

子供を家族だけで育てるのが困難になった現在、子どもを預けるのは、普通のことになってきた。そんな環境下で、子どもの預け先、言い換えれば、子どもの昼間の時間を過ごす場所として、挙げられたのが、「保育園」であり、「幼稚園」である、ということなんだと思うのです。
もともと両者は成り立ちが相当に違うものだったわけですが、「幼稚園っ子は格上」だったのは、あくまで、特殊な家庭の子だけが預けられてるときの話。
ほとんどの家庭が子どもをどこかに預けてる状況下では、そこが「ほいくえん」という名前だろうが、「ようちえん」という名前だろうが、「子どもを預かる」「子どもが昼間の時間を過ごす場所」という基本機能に差はない、と認識します。
(だからこそ、「幼保一元化」「認定こども園」って話も現実化するわけですし。)

たぶん、今、「保育園」「幼稚園」ということを区別することにこだわりがあるとすると、ひとつは制度の違い、もうひとつはイメージの違い、なんでしょうね。

つまり、「保育園は働く親の子を優先して預かる」とか、「幼稚園は入園選考をする」とか、こういったことは、制度の違い。(実際のところ、管轄の違いでもあるでしょう。)
私は、これはこれまでの歴史をひきずった話と解します。
今、求められているのは、「ほいくえん」「ようちえん」に限らず、希望する母親がすべて子どもを預けられる環境だと私は考えます。
(これは、子どもを預けることによって育児の一部を丸投げする、ということではなく、育児のパートナーとして母親が孤立しないよう相談相手となったりすること、母親以外の大人が育児負担の一部を負って、母親の育児負担を軽減させること。
いまや、そういったことが社会的に必要な状況になっている、と思うのです。)

そして、意外と根強いかもしれないのが、イメージの違い。
歴史を重ねたことによる安心感、というのでしょうか。
「保育園っていうのはこういうところ」「幼稚園っていうのはこういうところ」というのが、(「幼稚園っ子は格上」みたいな話も含めて)大人の側に根強くあるのでしょう。
そもそも大人たちにとっては、かつて自分たちが育ってきたところでもありますから、その壁が取り払われるのは、なんとなく抵抗感があるんだろうな、と思います。
(実際のところ、私が今たどったように、それぞれの成り立ちのことや、社会環境が変わって社会的ニーズが変わってきている、という背景を知らなければ、変化の必要は感じないでしょう。)ただ、結論としては、いまや両者の区別に大した意味はないでしょう。
女性の社会進出により働く母親の存在が普通になった以上、「子どもをあずけなければくいぶちにも困るかわいそうな母親」の子どもを預かるという名目の慈善施設(保育園のことね)が特に必要とも思えませんし、就学前の子どもがどこかに預けられるのが普通になった以上、幼稚園が「普通の子よりワンランク上の教育を受けさせる」目的の施設、とはもはやいえないと思います。

ま、そんなことを思いました。(なお、上記雑誌が手元にない状態で、この記事を書いています。ですので、大半はワタシの所感として綴っているものと思ってください。)
【 2009/03/28 (土) 】 両立生活supporter | TB(1) | CM(0)
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幼稚園でも、保育園でも。 その2
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