イクジな日々、おシゴトな時間。

「会社での仕事」そして「育児」という2つのおシゴトに追われながらも、「子の成長」そして「私自身の成長(いわゆる「育自」^^)」を楽しんでいきたいと考えている、Working Motherが綴るblogです。
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本は世につれ

みなさん、誰しも、小学生、中学生頃、夢中になったもの、映画や音楽、小説、漫画、ゲーム等があるでしょう。
女性の皆さん、過去、好きだったものを思い出すときにある「こっぱずかしさ」みたいなもの、ってありませんか?
(「女性の皆さん」と、女性限定で呼びかけたのは、私の観察では、男性って過去好きだったものをずっと大事にしている人が多いんで、ちょっと自分とは違う人種のような気がして、呼びかけの対象からはずしてみました^^;)

私は昔から本が好きだったはずなんですけど、昔、どんな本が好きだったか、というのが、なかなか思い出せないでいたんです。
本日、読んだ本がきっかけで、その昔好きだった本を思い出すことができました。

その本とは、「子どもに本を買ってあげる前に読む本」(赤木かん子)。
副題は「現代子どもの本事情」です。

子どもに本を買ってあげる前に読む本―現代子どもの本事情子どもに本を買ってあげる前に読む本―現代子どもの本事情
(2008/12)
赤木 かん子

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内容は、「子どもが読みたい本と大人が読ませたい本は違う。子どもに本を勧める前に、今の子どもの本事情を知っておいたら?」という観点から、赤木かん子サンが、ブックガイドをしてくれるというものです。
(赤木かん子サン。
以前、「調べ授業」の本も読んだことがあるのですが、時にはとっても強引な話の展開を見せつつも、とってもわかりやすく、子どもに説明ができるオバさん、という感じの司書さん(著者紹介には児童文学評論家とあります)です。
しらべる力をそだてる授業!しらべる力をそだてる授業!
(2007/02)
赤木 かん子塩谷 京子

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ついつい親しみを持っちゃう文体なので、「さん」付けよりも「ちゃん」付けや「サン」付けの方がしっくりくるので、この記事では、失礼ながら、以下、かん子サンと呼ばせていただきます。)

私は活字中毒者ではあるのですが、長いこと、実用書中心でした。なので、最新の小説事情ってあまり知りません。最新どころか、ここ15年くらい、知らない・・・。
かん子サン分類による、「リアル系(現実に起こっている話。ノンフィクション、伝記だけじゃなく、実用書も図鑑も入る)」「空想系(本当は妄想系と呼びたいらしい。要は誰かが頭の中で創作した物語のこと。)」のリアル系ばかり読んでいたわけです。
でも、10代までは「空想系」ばかり読んでいたように思う。・・・ていうか、「リアル系」は苦手でした。現実世界になかなか対応できず小説の世界に逃避してた、といわれちゃうんでしょうか。かん子サンによると、「リアル系」の好きな人は、「空想系」はなかなか読めないんだそうです。本から、現実に起こっていることを知りたい!という人たちですね。逆に、「空想系」の好きな人は「リアル系」が苦手で、空想の中で完結しているからいい、ということらしい。

で、私としては、今、子どもと絵本を読んでいることを楽しんでいるのですが、近い将来、子どもともっと文字の多い「おはなし」を一緒に読めたらいいな、と企んでいました。
実は、私が小さい頃、「名作」と呼ばれるものをあまり読んでいないので、読んでいたとしても忘れているので、わが子とそういったものに触れられる機会を楽しみにしていたわけです。

でも、この本を読むと、「昔から言われている名作や、大人が子どもにぜひ読んでほしいと思っている本は、子どもから見ると、お仕着せ」ということらしいんんですね。
例えば、「ハリー・ポッター」がブームになると、昔「ゲド戦記」が好きだった大人は、子どもたちにそれを勧めたくなる、とか。でも、両者は設定は似ていてもテイストやメッセージが違うものらしいのです。だから、子どもは「ハリー・ポッタ」は好きでも、「ゲド戦記」は好きになれなかったりする。とか。(私自身は、ハリー・ポッターは1冊しか読んでないし、ゲド戦記は読んだことないので、よくわからないのですが)

がーん。そうなの?
うちの子が本を読めるようになったら、必ずしも一緒にハリー・ポッターが読めるわけじゃないのね。児童文学の名作といわれるものをいろいろ漁ってみたかったのだけど。
ちょっと、がっくし。

本は、だんだん「書かれている内容が古くなる」「使っているコトバが古くなる」「ビジュアルが古くなる」のだそう。
そして、子どもは5歳以前の記憶がありません。(5歳以前の世の中で何が起こっていたかなんて知りません。)
なので、昔の絵本で今も残っている絵本は「古典名作」として残っている、ということで、例えば「うさこちゃん」はいい絵本だけど、いまや古典で、「メイシーちゃん」がでてきてからは、そちらの方に子どもは夢中になった、とのこと。
ちなみに、私は子どもにうさこちゃんシリーズ、読ませています。理由は、私が好きだから。それに、うさこちゃんはお行儀がいいしね。出版時期が最近である「ペネロペ」絵本も一時図書館で借りて子どもと読んでいましたが、なんか価値観が妙に現代っぽいのがイヤだなー、と思うことがあって、ここのとこ読んでません。(絵本を読んであげることは、価値観を伝えることでもあると思うんですよね。)とかいって、ペネロペのアニメは見せているんですけどね。・・・そんなうちの子、以前は「うさこちゃん」と言ってたけど、そういや、いつのまにか「ミッフィちゃん」と呼ぶようになりましたね。相変わらず、うさこちゃん絵本は好きで、寝る前によく出しては来ますが」。
かん子さんによれば、「XXX」の本に夢中になってた人は、旧世代の人、とか、YA(ヤングアダルト)文化の人、とか、世代によるタイプ分類ができるんだそうです。
ちなみに、この10年は、怒涛のYAとファンタジーブームであり、これは、ハリーポッターが作り、ハリーポッターが終わらせた、のだそうです。(これまた、最新の本事情を知らない私としては、受け売りをメモするわけしかないんですけど)

さて、私が好きだった本、ですけど。
中学生のとき、ズバリ新井素子にハマりました。たぶん、誰かに与えられたのではなく、自分から貪るように読んだおはなし、というのが、彼女のおはなしだったと思います。とにかく口語体で読みやすく、設定の多くはSFなんですけど、伝わってくるメッセージは多少ハチャメチャながらも前向きで、大好きでした。
あと、読んでいたのは、赤川次郎(どこにいっても置いてあったから。一冊一冊がすぐ読めたし。)、星真一(一遍一編すぐ読めて、しかもウィットに富んでいたから)、アガサ・クリスティ(母親が読んでいたので背伸びして読み始めた。でも、リストを作ってそれをつぶしながら読んだ記憶があるから、まあまあの小説数読んだはずです)。コバルト文庫の作家たちの話も多少は読んでたと思います。推理小説と言われるものもそれなりに読んだと思います。
いくつか教科書で紹介されるような本も読んだ覚えがあります。でも、ヘルマンヘッセの「車輪の下」とか、太宰治の「人間失格」とか、押しつぶされる人間の本を読んで、「こんな先のない話が何の役に立つんだろう」と思ったし、森鴎外とか、読みにくいなー、と思ったし(同じ時代の人でも夏目漱石は読みやすかったけど。あと、カフカとか、阿部公房とか、は面白かったかな。)

かん子サンによると、「1985年前後の人気作家は、新井素子、氷室冴子、吉本ばななが御三家で、今考えると、この3人が第一期YA作家だった」、ということなのです。
そっか。当時私が面白いと思って読んでいた本は、10代向けの流行小説、だったわけです。だから、その後、あまり、話題にもでてこなかったし、自分が何を読んでいたかも忘れ去っていたのですね。・・・妙に納得。
ちなみに、なんで名作と呼ばれるものを、「こんな話書いて、作者は何が言いたかったんだろう」と私が思ったのも、今思うと、書かれた当時の文体や装丁、風俗、価値観等が、私が育ってきた時代から見て少し古びていたからで、そんなに変な話じゃなかったんだなー、と、改めて思いました。

改めて考えると、子どもの頃の本って、「あるから読む」なんですよね。
「そこにあって」「自分に読めそうで」「おもしろいことが保証されている(その世界には安心してハマれる)」から読むんだろうなー、と思うのです。
だから、親が買ってくれた本と、図書館に存在する本、保育園においてある本、が対象で。(そこにあって)
絵本コーナーにある本をひっぱりだしてきて。(自分に読めそうで)
で、お気に入りの本は、何度も何度も読まされたりして。(おもしろいことが保証されている)
ついでに、読んだことのない本でも、表紙に、乗り物が大きく書かれている本は、とりあえず読まされたりして。(自分に興味のあることが書かれていると期待されている)

私自身も、絵本「ぐるんぱのようちえん」を覚えていたのは家にあったからだし、絵本「ぐりとぐら」を読んでなかったのは、図書館に置いてあった記憶があるとはいえ、おもしろいかどうかわからなかったからだし(つまり、最初の一読のきっかけがなかった。)。
子どもの本の世界を広げてあげるのって、親ができることの一つだとは相変わらず思うわけです。
ただし、与えられた本が好きだったかどうかと言うのは、やっぱり別。
「ぐるんぱのようちえん」は、最初のぐるんぱの仕事でしっぱいする話ばかり印象に残ってて、子ども心に暗い話だなーと思っていました。文字を読むことが好きだったので、それなりの回数、読み込んではいると思いますが。
親としては、子どもが本を好きになってくれるよう(今の世の中、基本的にリテラシーがないと生きていけないですからね)、そして、お気に入りの世界観がいくつか見つけられるよう(好きなことがある!ということが、生きる力になる、と思うので)、できる範囲で子どもをサポートしていきたいと思っている次第です。

そして、私自身も、本をいっぱい読みたいな。。。
15年間空想系を読んでないってことは、この15年、現実から逃避してるヒマもなかったってことかも^^;
うちの場合
自分が子ども時代にはまっていた本を、子どもが読むか、ということについて、私の小さな経験をお話しします。

結論から言えば、3人の子どものうち、1人は、ほぼ読んでくれて、他の二人も選びつつ、ずいぶん後になって読んだ、ということです。

今、50代の私の子ども時代と、1980年代から90年代に子ども時代を過ごした私の子どもたちとは状況が全く違います。テレビ、ファミコン、テレビゲーム、携帯、コミック・・・。読んでくれた子が読んだきっかけは、全く偶然でした。私は、子ども時代読んだ本は全く手元にありません。図書館で読んだものも多いのですが、さまざまな事情で、要するにまったく子育て期には手元になかった。あるとき宮迫千鶴さんの本を読み、急に手元にかつて読んだ本を置きたくなりました。そこで、岩波少年文庫で何冊か買いそろえたのです。そして懐かしく読んでいました。ちょうど小学校高学年だった娘が、何気なく手にとって読んだらしく、いつのまにか娘のデスクサイドへ移動、その後、どうやら所有権は移動したようです。
 大人の読む文庫本程度の価格なので、つい懐かしく、次々買い足したのの、追いかけるように娘は読んでいたようです。するとその下の子も、まねをして・・・結果的に、よく似た読書を。一番上の子どもは、高校生になっていつのまにか歴史物を読む子になっていました。小中高は、テレビゲームとサッカーや柔道で、たぶん全く読んでいない。でも、実は幼児から小学校低学年まで、ずうっと絵本を読み聞かせしていたのでした。手元にはないけれど、絵本は数え切れないほど一緒に読んだのは、この子だけでした。今は働いていますが、なにかしら読んでいるようです。

だから、狭い経験からだけですが、

>この本を読むと、「昔から言われている名作や、大人が子どもにぜひ読・・・

そんなことはないと思うのです。

昔からの名作、イソップとか、二人のロッテ、メアリーポピンズとか、はたまたギリシャ神話物語(名作ではないけど)などは、世代をこえて魅力があると私は思います。

すみませんながながと。子どもの本の古典は、やっぱりいつの時代の子どもにも結構受けるとおもいましたので。

それと、‘家にある’という点は、子どもにとって大きいですね。随時利用できる図書館が家の隣にあるのでない限り、子どもは本を自分で入手できません。勢い、周り、手近にある本を読みます。雑誌、大人向けの書物を含めて。「そのとき」がきたときに、どんな本が身近にあるか、きっとそれが子どもの読書経験を、かなり左右すると思います。
【 2009/04/12 (日) 】 編集
hattoriさんへ
貴重な経験談をありがとうございます。
子どもが本を読む子になってほしい、という願いは多くの親にとって共通ですが、どんな本を読んでほしいか、は結構難しい問題なのかもしれません。
ある程度の年齢に達するまでは、本との出会いはきっと親が作るのでしょうね。家にある’という点は、子どもにとって大きい、というのは、そういう意味かと思いました。自分自身、ふりかえっても、やっぱり家にあった本を読んでますし。
昔からある名作は、やっぱり名作なのだろうと私も思います。赤木かんこさんが古典と言っている作品と、hattoriさんが古典と言っている作品は、完全にはかぶってないかもしれないと思いつつ、そう思いました。音楽にもクラシックというジャンルがあり、それと別に親の若い頃に流行ったポップスという音楽があり、かんこさんの言っている名作というのは、「親の若い頃に流行ったポップス」を指していて、hattoriさんの指しているのは「クラシック」を指しているように、読んでいて思いました(不愉快な解釈だったらごめんなさい!)。私も昔から伝わっているクラシックな名作は今後も子どもの栄養として引き継がれていくのではないかと思います。
子どもさんたちの子ども時代のお話は参考になりました。うちは、どういうふうに本と出会っていくことやら。わが子の成長を楽しみにしていきたいと思います。


【 2009/04/13 (月) 】 編集
私も中学生くらいの時期、新井素子にはまってました~!
実は、私が最初に購入した英語で書かれた小説はグリーンレクイエムの英訳版だったりします。辞書を引き引き読み進めたのを覚えてます。(^^;
星新一や赤川次郎も、当時読めた分はほとんど読んだと思います。懐かしいですね~。
アガサ・クリスティなども読んでいたのですが、司馬遼太郎などの歴史物に手を出し始めてからは専ら興味がそちらに移り、池波正太郎や藤沢周平などばかり読んでました。
これは当時同居していた叔父の本が家の中に置かれていて、すぐ手に取れる場所にあったからなんですけど。
子どものお小遣いで購入できる本の冊数なんてたかがしれてますから、やっぱり、家にある大人の本との出会いって後々まで影響する気がしますね。
【 2009/04/14 (火) 】 編集
せとかさんへ
コメント、ありがとうございます。
グリーンレクイエム、ありましたね!
私も、新井素子さんやその小説に関する思い出はいろいろあります♪(・・・こっぱずかしい内容が多いので、具体的には書けませんが)
せとかさんはその後、歴史ものに興味が移られたのですね。私は、歴史ものの方は、ほとんど縁がなく、最近になって、興味がやっとでてきたところ、という感じです。
家にある大人の本との出会い・・・そう考えると、家に置く本のことを多少は意識しちゃいますね^^;
【 2009/04/14 (火) 】 編集
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さちまねき

Author:さちまねき
地味系ワーキングマザーが、ハハとしての想いや、お仕事との両立のこと、子供の成長レポート等、身のまわりの話を背伸びせず書き綴っています。

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  :事務職のフルタイムワーカー。2005年に男児、2010年に女児を出産。
★ダンナorパパ(4?歳♂)
  :外のお仕事も家のお仕事も頑張ってくれています。
★息子(8歳♂)
  :2005年生。食アレっ子ですが、食べられるものは増えてきました。
★娘(3歳♀)
  :2010年生。いつのまにか成長している我が家のお姫様。

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