イクジな日々、おシゴトな時間。

「会社での仕事」そして「育児」という2つのおシゴトに追われながらも、「子の成長」そして「私自身の成長(いわゆる「育自」^^)」を楽しんでいきたいと考えている、Working Motherが綴るblogです。
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経営戦略としてのWLB・その5 -ライフの充実-

長時間勤務が常態となると、「時間当たりパフォーマンス」は絶対下がってる、必要以上に業務に時間をかけさせると、逆に各社員の「能力」を十分に引き出せない、という話をしました。

今度は、逆に、「ワークの削減」の反対、「ライフの充実」がワークにもたらす影響に着目してみましょう。

長時間勤務をやめることによって、生産効率をあげるべきだ、と話しました。
つまり、社員は、限られた時間で効果的に仕事をすることを求められます。
そして、これは、社員はそれなりに優秀でなければならないことを表します。業務の目的を明確に認識できなければなりませんし、適切な人に限られた時間で伝えるべきことを伝えるコミュニケーション術も身につけていなければなりません。働く姿勢としては、業務のための業務(←多くの人はこういう意識で仕事をしているのが現状だと思います)、ではなく、成果を意識しての業務、ということになってくるでしょう。


なお、そのような働き方を提案すると、例えば、職場のおしゃべりを否定することによって、社員の職場への帰属意識による精神的安定性が損なわれるんじゃないの?という疑問を持つ方もいらっしゃると思います。
私が、職場のおしゃべりや、非公式なコミュニケーションについて思うことを書いてみますと。
基本的に、そういうものはあってもいいと思うのですが、それなしでは機能しない職場、というのは問題だと思っています。
前提としては、会社で働くことの目的を、会社が明確にしていること。この会社は何を目指している会社なのか、それを実現させるためにうちのチームは何を目指せばいいのか、そして、何をもって成果とみなすのか、そのために自分は何をすればいいのか。こういう目的や役割、行動指針が明確にされ、各人がそれを自覚していること。逆に、こういったことが不明確であれば、自分が何をしていいのかわからない場面が増え、不安感から、職場のおしゃべりをしてしまう(いわゆるグチ)、ということにつながるわけです。また、目的に沿って行動するというよりも、属人的な判断によって行動することが優先され、非公式なコミュニケーションなしでは円滑な業務遂行ができない、という状況になるわけです。
あと、社内の情報がオープンにされていることも必要でしょう。例えば、同じ社員であるAさんは知っている情報なのに、Bさんが知らない、というようなことがあるから、口コミの情報が頼りになってくるわけで、AさんもBさんもすべての情報にアクセスできる、というのであれば、各社員が主体的に必要な情報収集をできることになるのであり、非公式なコミュニケーションに頼らなくても、業務遂行ができるようになるわけです。
職場で顔をつき合わせて仕事をしている以上、そういう非公式なコミュニケーションはあってもよいのですが、社員が職場で生き残るためにそういうものが必要、という職場では、ワークライフバランスの実現は難しいですし、また、将来、社員の価値観が多様化する傾向にある中で、その社風でずっとやっていけるのか、という素朴な疑問もあります。


こういう働き方、やってみると、爽快ではありますが、結構、疲れます。
情報だって、必要な情報だけを集めることが求められます(不要だとわかっている関連情報まで集めてる時間はないわけです)。
効率性を高めると、ムダはなくなりますが、面白みもなくなるわけです。

そこで出てくるのが、「ライフの充実」です。
ワークで効率性を追求し、逆に、ライフの方で自分らしさを追及する、そうすることで、その人がその人らしくあることができるのかな、と思うわけです。
そして、ライフを充実させることで得たスキルであったり(自己啓発をした場合)、視座であったり(育児・介護・看病など人の世話をした場合、他地域活動・ボランティア活動等)、あるいは、直接仕事に反映されるものではなくても、その人が夢中になれるもの(趣味の場合)、というものは、その個人の魅力をアップすることにつながります。会社としても、魅力のある社員が働いている職場、というのは、優秀な人を集めやすいですし、職場としても、職場内の噂話やニュースなどの無難な話しか話題に上らない職場より、その人ならではの多様な体験談も話題にできる職場の方がおもしろいと思います。

例えば、育児について得る視座と言うことについていいますと。
①タイムマネジメント力、②人材養成力、③リスク対応力の3つが、実践で身につくこと。
特に、「人を育てる」という仕事に本気で取り組む経験、というのは、仕事をする組織の中で生かせないわけはないんです。

この3つは、ファザーリングジャパンの安藤哲也さんも似たようなことをおっしゃっています)。
また、経済産業省商務流通グループ参事官室課長補佐在任中に育児休暇を取得した山田正人さんも同様のことをおっしゃっています。(当blogにおける関連記事:「プレゼンと育児」 の終わりの方)

育児の経験がなければダメよ、とは申しません。現代は、育児の機会に恵まれるまでが大変な世の中になっていますから。
その人が本気で取り組める社会的に意義のある活動であれば、なんでもいいのだと思います。

で、経営者は、私生活が充実していない人が、仕事で成果を出し続けられるのか?ということを、ちょっと疑問に持ってほしい、と思う。

そして、今、40代以上で、経営者になっている方の多くは、ある種の「成功体験」を持っていることと思います。
(40代以上で、としたのは、組織の中で成果を出し続けられたことが評価され、出世の道のゴールとして経営者になられたケースが多いと思うから。20代-30代の方は、むしろ「挫折経験」「現状の否定」「起業」が原点になっていることが多いと思うので。)
すなわち、身を粉にして働いて、成果を出してきたからこそ、今の自分があり、会社が軌道に乗っている、という価値観を崩せないのだと思うのです。

ただ、それは、果たして、生き方としてハッピーなのか、ということも少し疑問に思ってほしい。
そういう人たちが自嘲気味に、家庭を見返ってないことを話すことがあるのも知っています(自嘲気味ならまだいい、いささか自慢げだったり、場にいる人との連帯感を求めてる感じのことさえある)。
そういう方には、家庭を見返っていないことが、将来、自分をどんなに不幸にすることか、ちょっと想像してみてほしい。
熟年離婚に至る人というのは、寂しさの蓄積や、自分が大事にされていないと思い知らされるような決定的な出来事があったからで、それがブームにすらなっている、ということは、これまであたりまえと思ってた働き方がハッピーな生き方につながっていない、ということの証ではないでしょうか。
そして、それを目の当たりにした、下の世代が、果たして、そんな働き方を選択するかを考えてみてほしい。


話がいろいろとヨコにそれましたが、要は、「ライフ」と「ワーク」は対立する概念ではなく、むしろ、「ライフの充実」は「ワークの質の充実」につながるのではないか、という話がしたかったのでした。
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さて、私がワークライフバランスをめざす会社になってほしいと思っている理由は、「少子高齢化等の環境変化に対応するため」、「社員一人一...
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さちまねき

Author:さちまねき
地味系ワーキングマザーが、ハハとしての想いや、お仕事との両立のこと、子供の成長レポート等、身のまわりの話を背伸びせず書き綴っています。

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  :事務職のフルタイムワーカー。2005年に男児、2010年に女児を出産。
★ダンナorパパ(4?歳♂)
  :外のお仕事も家のお仕事も頑張ってくれています。
★息子(8歳♂)
  :2005年生。食アレっ子ですが、食べられるものは増えてきました。
★娘(3歳♀)
  :2010年生。いつのまにか成長している我が家のお姫様。

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